春
雪解け水で皆瀬川が太ります。湯気と水音が谷に満ちます。
- 雪解けの谷
おやすきょう
谷底の遊歩道で、岩の裂け目から湯気が噴き上がります。

皆瀬川が刻んだ峡谷。谷底へ階段で下りると、岩の割れ目から蒸気が音を立てて噴き出す「大噴湯」が間近に見られます。上がったあとに温泉。順序をこの逆にしないでください。
大噴湯へ下りる階段は約400段。谷底の遊歩道は川面すれすれを歩き、岩の裂け目から蒸気が噴き出す様子を真横から見られます。轟音と熱気は写真では伝わらない種類のもので、この階段を下りる価値があります。
峡谷の上には温泉街が広がり、宿の湯はこの大噴湯と同じ熱源。橋の上からの峡谷の眺めは紅葉期がいちばん深く、階段を下りない人でも峡谷の規模はつかめます。
この蒸気の源は栗駒山系の地熱で、谷を隔てた先には川原毛の霊地、泥湯の湯治場と、地熱の見どころが尾根ごとに続いています。小安峡を拠点に湯沢の地熱地帯を巡ると、噴気・霊地・湯治という同じ熱の三つの顔が一日で見比べられます。
雪解け水で皆瀬川が太ります。湯気と水音が谷に満ちます。
谷底は木陰と水しぶきで涼しいです。汗をかいて下りて、湯で流す夏の型。

紅葉と湯気の組み合わせがこの谷の最盛期。階段の上り下りに汗をかきます。

雪の中でも湯気は上がり続けます。階段は凍るので足元の装備が要ります。

小安峡温泉に泊まると谷全体が近くなり、朝の大噴湯を独り占めできます。湯沢市街はビジネス系で、酒蔵めぐりと組むならこちらです。
湯の谷からうどんの谷へ、同じ街道沿いです。大噴湯の階段のあとの昼にちょうどいい距離です。
この線の詳細 →道路は冬期閉鎖です。大湯滝へは駐車場からさらに歩きます。
この線の詳細 →一日数本です。帰りの便から逆算して滞在時間を決めてください。
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