春
千秋公園の桜の帰りに寄れる距離。館内は空いていて、竿燈を根元からゆっくり見上げられます。
- 静かな館内
ねぶりながしかん
竿燈の技を、まつりの外の季節でも間近に見られます。

正式名は秋田市民俗芸能伝承館。竿燈まつりの保存と伝承のための施設で、実物の竿燈が高さそのままに立ててあります。実演に当たれば、差し手が手のひらから額へ、額から腰へ移す瞬間を数メートルの距離で見られます。まつり本番の桟敷では遠かった細部が、ここでは全部見えます。
展示の柱は、触れる竿燈。幼若から大若まで段階のサイズが置かれていて、実際に手のひらに載せてみると、差し手の技が力ではなく釣り合いの芸だとわかります。二階からは立てた竿燈を提灯の高さで見下ろせて、桟敷では絶対に見えない角度が手に入ります。
まつりの映像アーカイブと、町内ごとの提灯の紋の展示も見応えがあります。紋を覚えてから8月の本番に行くと、通りを埋める竿燈の一本一本に町内の顔が見えてきます。
千秋公園の桜の帰りに寄れる距離。館内は空いていて、竿燈を根元からゆっくり見上げられます。
まつり本番の予習と復習はここで。実演の日は太鼓の音が通りまで漏れてきます。
祭りのあとの静けさの中で、倒さないための技の理屈を展示と映像でたしかめられます。
雪の日の屋内の行き先として覚えておくと効きます。隣の旧金子家住宅と続けて回れます。
駅西口周辺にホテルが集まり、県内周遊の起点泊に向きます。川反の徒歩圏に取ると、夜の一杯から宿まで歩いて完結します。