春
通りの欅が芽吹きます。祭りの気配はまだなく、幅の広さだけが残っています。
- 欅の芽吹き
かんとうおおどおり
夏の四日間、まちの真ん中の通りが祭りの会場になります。

秋田駅から歩いて約15分、市の中心を東西に貫く大通り。竿燈まつりの夜本番はこの通りが歩行者天国になり、200本を超える竿燈が一斉に上がります。祭り期間外はねぶり流し館が受け皿になります。
竿燈は稲穂に見立てた提灯の竿で、大若と呼ばれる最大のものは高さ約12m・提灯46個。差し手はこれを手のひら、額、肩、腰へと移しながら倒さずに立て続けます。国の重要無形民俗文化財で、豊作祈願の「ねぶり流し」が起源とされます。
まつり期間外にこの通りを歩くなら、歩道の敷石と竿燈の意匠を探しながらねぶり流し館まで抜けてみてください。通り沿いにはにぎわい交流館やエリアなかいちの広場が続き、市街歩きの背骨として機能します。
通りの欅が芽吹きます。祭りの気配はまだなく、幅の広さだけが残っています。
竿燈まつりの会場。祭り以外の日は幅の広いただの通りで、その落差も含めて秋田市の夏。

祭りの喧騒が去った通りに欅の落ち葉。ねぶり流し館で夏を振り返る季節。
通り沿いのねぶり流し館で、冬でも竿燈の実演と体験ができます。
駅西口周辺にホテルが集まり、県内周遊の起点泊に向きます。川反の徒歩圏に取ると、夜の一杯から宿まで歩いて完結します。