春
雪が引いて石の輪が現れます。一年で最初に遺跡が「開く」季節。
- 雪解けの遺跡
おおゆかんじょうれっせき
四千年前の石の輪が、野原にそのまま開いています。

縄文時代後期の環状列石。二つの石の輪(万座・野中堂)が道路を挟んで並び、世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産になっています。柵の外からでも全体が見渡せますが、ガイド付きで内側を歩くと日時計状組石の意味が立ち上がります。
環状列石は墓と祭祀の場を兼ねた縄文の記念物で、石の配置には夏至の日没線と重なる軸があります。日時計状組石と呼ばれる立石の周りに立つと、四千年前の人々が太陽を測っていたという事実が足元から立ち上がります。
隣接する縄文館では出土した土版や土器が見られて、ガイドツアーの受付もここです。遺跡は広い草原状なので、天気の良い日に芝を歩きながら回るのが気持ちいいです。大湯温泉と組み合わせれば、縄文と湯の半日になります。
雪が引いて石の輪が現れます。一年で最初に遺跡が「開く」季節。
草地の緑と石の輪の対比がはっきりします。遺跡は屋根がないので、帽子と水を。
野の草が枯れ、石の配置が最もよく見えます。夕方の低い光が影を引きます。
遺跡は雪の下になり、見学は資料館側が中心になります。
まち泊なら花輪、湯治なら後生掛や大湯温泉。八幡平の山の湯に泊まると、朝の湿原と湯を独り占めできます。
大湯温泉方面行きです。遺跡の前で降りられる便を選んでください。
この線の詳細 →縄文の環状列石から千年の舞楽の堂へ。米代川流域の祈りの時間軸をたどる道です。
この線の詳細 →環状列石の見学から湯まで五分です。平地なので歩いても三十分ほどで着きます。
この線の詳細 →発荷峠の展望台で一度停まってから湖畔へ下りると、湖の第一印象が変わります。
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