春
芝が緑に戻り、風はまだ冷たいです。観光バスの来ない朝は岬を貸し切りにできます。
- 春の芝
にゅうどうざき
芝生の岬の先で、視界が海だけになります。

男鹿半島の北西端。北緯40度線が通る岬で、緩い芝生の斜面がそのまま海に落ちます。建物が視界に入らない方向を選べば、海と空だけになります。
岬の突端には北緯40度のモニュメントが並び、地球の上の自分の位置を確かめるという素朴な楽しみがあります。灯台に登れば、芝生の緑・海の青・灯台の白黒縞という男鹿の代表色が一望になります。
夕日の名所でもあり、日本海に沈む太陽を遮るものがありません。売店と食堂は岬の付け根に集まっていて、名物は海藻を固めた「ぎばさ」や海鮮系。風の強い日が多いので、上着は季節を問わず一枚多めに。
足元の平らな芝生は、海底だった面が持ち上がってできた海岸段丘。縁まで歩くと崖下に黒い岩礁が見え、この平らさと断崖の落差が岬の性格を作っています。八望台・ゴジラ岩と合わせて半島北部を回る行程の折り返し点に置くと、男鹿の地形の成り立ちが一日でつながります。
芝が緑に戻り、風はまだ冷たいです。観光バスの来ない朝は岬を貸し切りにできます。
芝生と海と灯台のコントラストがいちばん強い季節。岬の食堂で海藻や貝の定食が出ます。
空気が澄んで水平線が硬くなります。夕日は一年でいちばん赤く見えます。
風がまともに当たります。店は閉まっていることが多く、長居する場所ではなくなります。
半島に泊まる価値は「夕日のあとに移動しないこと」です。男鹿温泉郷か戸賀湾周辺が拠点になります。日帰りで回して秋田市泊に戻す組み方でも成立はします。
半島北岸へ抜ける道です。冬は風で通行規制が出ることがあります。
この線の詳細 →半島の背を横切る道です。展望台は風が抜けるので、上着を一枚。
この線の詳細 →西海岸の海沿いを走る区間です。途中に展望の駐車帯がいくつかあります。
この線の詳細 →夕日を見送ったあとは一気に暗くなります。宿への戻りは、明るさの残るうちに。
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