象潟九十九島

きさかたくじゅうくしま

自然滞在の目安: 約40分

田んぼの中に、島だった丘が浮かんでいます。

象潟九十九島

かつては松島と並び称された潟の多島海。地震による隆起で陸地になり、島々は田んぼの中の丘として残りました。「松島は笑ふが如く、象潟はうらむが如し」の象潟。田に水が入る春だけ、往時の姿が二週間ほど戻ります。

展望のおすすめは道の駅ねむの丘の展望塔と、蚶満寺の裏手の小道。どちらも島々が田に浮かぶ構図を見渡せます。島にはそれぞれ名前があり、駒留島など芭蕉の句に登場するものもあります。

この地形は鳥海山の山体崩壊が海に流れ込んでできた流れ山で、島の一つひとつが山の欠片。九十九島は「山が海に落ち、海が田になった」二段の地史を刻む場所で、それを知って眺める田園は、ただの田園ではなくなります。

いつ、何が見られるか

田に水が張られる季節だけ、島々が本当に「浮かぶ」姿になります。年でいちばん潟らしい風景です。

  • 水鏡の島

緑の稲の海に島の松が浮かびます。朝の横からの光がいい時間帯です。

  • 緑の海

稲穂の海に島が浮かびます。刈り取り前の数週間だけの色。

  • 稲穂の海

雪の田に黒い島影。人のいない展望台から、墨絵のような潟を見られます。

  • 墨絵の潟

どう来るか

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泊まる

象潟・にかほ市街の宿が拠点です。海側に泊まると夕日と朝の九十九島が両方手に入ります。山の上の山荘系は季節営業なので、先に確認してください。

立ち寄り

  • 蚶満寺(見る)芭蕉も訪れた古刹。境内から島々を見渡せます。

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