春
桜と菜の花の並木道が十一キロ続く。車窓の左右が黄色と桃色だけになる。
- 菜の花ロード
おおがたむら
湖を干して作った村。地平線まで田んぼが続く。
未実測AI による下書き。現地で確かめた情報から、実測日つきで置き換えていく。
日本第二の湖だった八郎潟を干拓して生まれた村。碁盤目の農道と防風林、地平線まで続く田は、日本の他のどこにもないスケール感がある。観光地ではなく「風景そのもの」が目的地。春の菜の花ロードだけは行事的な人出になる。
桜と菜の花の並木道が十一キロ続く。車窓の左右が黄色と桃色だけになる。
見渡す限りの緑の水田。日本で唯一「地平線が田んぼ」の風景がある。
刈り入れで村全体が金色から土色へ変わっていく。干拓地の一年の締め。
防風林の列が地吹雪を受け止める。人工の村の設計は、冬に一番よく見える。